体内時計と美容。体内時計をリセットしよう!
体内時計は2017年にノーベル生理学・医学賞を受賞したことで注目を浴びています。
体内時計を知り、より健康的で豊かに美しく生活を送りましょう。
サーカディアンリズム?
地球上の時間は世界中1日24時間周期とされていますよね。
ヒトの体は地球の自転と時間周期によってホルモンの分泌や血圧・体温調整など、自然と生理活動が制御されています。これが、体内時計のひとつであるサーカディアンリズムです。
サーカディアンリズムは人の場合24時間きっちりではなく、24時間よりも少し長めです。では毎日少しずつズレてるの?と思いますよね。実は外部環境によって毎日リセットされ、周期に合わせる同調ができるようになっているんです。
親時計と子時計
体内時計には、親時計と子時計の2種類があると言われます。これは脳の視床下部に存在し、行動や血中ホルモン濃度などリズムを制御している親時計と呼ばれる中枢時計、そして体の抹消組織に存在し、各組織の生理的リズムを制御している子時計と呼ばれる末梢時計のこと。
中枢時計は末梢時計の時間合わせを行なっています。
時差ぼけによる体調不良は体内時計の時刻がズレ起こるとも言われています。
中枢時計
中枢時計は夜にメラトニン、朝にコルチゾールを分泌します。
・メラトニン…脈拍・体温・血圧などを低下させ睡眠へ促す。光(ブルーライトなど)を浴びると分泌量が低下し、入眠障害の原因にもなる。
・コルチゾール…血糖値や血圧を上昇させ体を目覚めさせる。朝の光はコルチゾールの分泌を増加させ、1日のスタートにとても重要。
また、自律神経やホルモンのバランスを調節し、免疫力を高めるなど、重要な役割をしているんです。
不規則な生活を繰り返すことにより、時計遺伝子に異変が生じ中枢時計に狂いが出ると、生活習慣病やガン、アルツハイマー型認知症など病気のリスクが高まっていくことになります。
時間薬理学とは?
あまり聞き慣れない言葉だと思った方も多いのでは?
私も勉強するまでは聞いたことのない単語でした。
例えば、気管支喘息のお薬は、発作の起こりやすい夜間から早朝にかけて薬物濃度が上昇するように服用します。また、ある降圧剤は早朝の血圧上昇を予防することを目的に、就寝前投与し、早朝の効果を期待します。このように、投薬タイミングを考慮し、医薬品の有効性や安全性を高める研究を時間薬理学といいます。
時間栄養学とは?
サーカディアンリズムが24時間に同調するには、「光」「食事」による体への刺激が重要です。
朝日を浴びることで中枢時計を動かし、リセットさせます。
朝食をバランスよく取ることにより、末梢時計を動かし、体内時計のバランスを整えることもわかってきています。
栄養素の代謝や吸収も時間によって異なることがわかってきています。
吸収するのは全般的に昼までが良いことや、夜間にカルシウムの吸収率が上がること。カフェインを含むと体内時計が乱れ、入眠しにくくなり、朝起きるのが辛くなるという研究結果もあります。
このように、同じ栄養素でも摂取するタイミングによって体へ働きかける効果が異なる場合が多くあるのです。
摂取するタイミングを考慮し、効率的に摂取することが重要ですね。
体内時計をリズムよく
体内時計が乱れるということは肥満や肌荒れ、内臓の病気にまで影響します。
「早寝早起きは三文の徳」と昔から言われますが、きっと体内時計が発見される前から健康的な生活につながることが自ずとわかっていたのでしょうね。そして日々の積み重ねによって健康であることが幸せにつながるということも。
朝は朝日を浴び、朝食を取る。夜はカフェインやブルーライトを避ける。など毎日の基本的習慣が健康と美につながりますね。
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使い方は、こめかみへ塗ったり、舌下に垂らして吸収させたり…お子様でも使用できます。
自律神経を整えたり、血圧を調整してくれます。安眠効果もバッチリです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
Seico♡